なぜコンタクトでドライアイ?

 

 

ドライアイコンタクト

 

 

ソフトコンタクトを付けると目の乾きを感じる方は98%もいることがコンタクト会社のアンケートで公表されていました。

 

「ほぼ全員!」と思ってもいいような結果ですが、ソフトコンタクトを使うほとんどの人がドライアイ予備軍ということです。

 

なぜコンタクトを使うとドライアイになるのでしょうか?

 

 

目が乾く3つの理由

 

 

1・コンタクトレンズの素材

 

 

ドライアイコンタクト

 

 

「ソフトコンタクトを外して放置していたら、パリパリに乾燥してしまった。」ソフトコンタクトを使用したことがある方ならこんな経験をしたこともあるのではないでしょうか?

 

でもコンタクトを目から外したら乾いて使えなくなってしまうのに、目にコンタクトを付けている間は乾きません。

 

これが”ソフトコンタクトレンズを付けると目が乾く”理由です。

 

ソフトコンタクトレンズは「涙」の水分を吸収して、コンタクトの形を保つような素材のため、ソフトコンタクトを付けると涙量が減少し目が乾くのです。

 

ハードコンタクトレンズは素材が違います。

 

→ハードコンタクトレンズについてはこちら

 

 

2・コンタクトの装着場所

 

 

ドライアイコンタクト

 

 

コンタクトはどこに付けているでしょうか?

 

”目”・・・・ではなく、コンタクトレンズが涙の上に浮いているように装着されています。

 

涙は、まばたきをする際に古い涙と新しい涙を入れ替えています。

 

しかし、コンタクトレンズを装着するとレンズが邪魔をして新しい涙がキレイに広がらなくなり、涙が蒸発しやすくなりドライアイを引き起こします。

 

 

3・コンタクトの間違った使い方

 

 

ドライアイコンタクト

 

 

コンタクトレンズの間違った使い方で失明している方が増加していることをご存じですか?

 

安易に考えて使用すると実は怖いコンタクトレンズ。

 

ドライアイを改善するのにも、正しいコンタクトレンズとの付き合い方が大切です。

 

コンタクトレンズの正しい使い方は沢山あるので、特にドライアイに大きく関係する3つをご紹介しますので是非気を付けてみてください。

 

 

コンタクトレンズの汚れ

 

 

コンタクトには、空気中の汚れ、化粧品、タバコの煙、手あかなど沢山の汚れが付着しています。

 

コンタクト汚れがひどいと、涙の交換がさらに悪くなり乾く原因になります。

 

さらには汚れが原因で、角膜に傷をつけドライアイの悪化や、痛みなどの症状を発症することも。

 

汚れはドライアイだけでなく、感染症などの眼病原因にもなるので、コンタクトレンズを清潔に保ちましょう。

 

 

コンタクトの長時間使用

 

 

一般的にコンタクトの着用は1日12時間が目安です。

 

角膜(黒目の部分)は血管がないので、涙が栄養や酸素を運んでいます。しかしコンタクトレンズを着用すると目が常に酸素が不足した状態に!

 

ドライアイ用のコンタクトをしていても、酸素が不足しドライアイになりやすくなります。

 

起きている間に裸眼の時間が4時間以上ないと、目が酸素不足になり様々な弊害が起こるとも言われているので、家に帰ったらメガネを着用するなどコンタクトレンズの装着時間を短くしましょう。

 

→ ドライアイにおすすめのソフトコンタクトレンズ4選

 

 

コンタクトレンズの上から目薬

 

 

目が乾いたら、目薬を差している方も多いと思います。

 

実は目薬も差しすぎはドライアイ原因に!

 

特に防腐剤が入った目薬をコンタクトレンズを付けたまま点眼すると角膜の傷原因となりドライアイを悪化させます。

 

コンタクトレンズの上から点眼する場合は目薬選びに注意しましょう。

 

→コンタクトレンズでも使用できる市販のおすすめドライアイ目薬は